バックアップ製品の選定の仕方は?ポイントを紹介

年々巧妙化していくサイバー攻撃などの各種脅威に対して情報資産を守るため、情報セキュリティにおいて対策すべき項目としてバックアップが注目されています。

そもそもの消失を起こさないために各種環境を整えていくのが最善ではありますが、 起こってしまうことは避けられないもの。そのためにバックアップ製品を導入することは年々重要度が増している状況となっています。

バックアップ製品はたくさんのベンダーから様々な価格帯で発売されていますが、どのようにして選定すればよいか迷ってしまうことも少なくありません。
選定理由としては様々な項目をあげることができるかと思いますが、近年バックアップが必要になる場面が増えている内容に着目してご紹介します。

バックアップ製品選定のポイント

情報資産である各種データが消失してしまう原因として、大まかに下記のような項目が挙げられます。

主なデータ消失の原因内容
人の操作誤操作や設定ミス
ハードウェア障害経年劣化による物理的障害、ファームウェアのバグ
ソフトウェア障害OS やミドルウェア等、プログラムのバグ
災害地震・津波・台風・洪水などによるハードウェアの破損・浸水
サイバー攻撃ランサムウェアなどによる重要ファイルの暗号化

その中でも、特に重要性が高まっているのが、下記の2つの項目です。

  • 災害
  • サイバー攻撃

災害

地震・津波・台風・洪水などによるハードウェアの破損・浸水

近年記録的な豪雨被害などで、ハードウェアの破損が発生するケースが多発しています。
せっかくバックアップ機器を導入しても、他のハードウェアと同じ環境で同様の被害を受けてしまえば、データ消失の危機から免れることはできません。

このような被害を防ぐためにはクラウド型のバックアップ製品を選定するのがおすすめです。 既存の機器とは別の環境での管理となるため、各種自然災害が発生しても大切なデータを守ることが可能です。さらにクラウド型は環境構築や保守作業などを自社で行う必要がないので、詳しい担当者がいない・・・といったお悩みをお持ちの企業様でも導入のハードルが低いといった特徴があります。

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同じ環境でバックアップを管理していると何かあった際にリスクが生じる可能性があるんですね……。

サイバー攻撃

ランサムウェアなどによる重要ファイルの暗号化

近年サイバー攻撃に関するニュースが連日報道され、ますます情報セキュリティの必要性が叫ばれています。 サイバー攻撃の中でも特に深刻な影響を与えているのが、ランサムウェアに関する被害です。

ランサムウェアとは

ランサムウェアとは、コンピューターやネットワークに侵入してデータを暗号化し、身代金を要求するマルウェアです。ランサムウェアに感染すると、データにアクセスできなくなり、業務に大きな支障を来たす可能性があります。

ランサムウェアの暗号化からデータを取り戻すためには、バックアップを利用することが第一となります。 しかし、サイバー攻撃側もバックアップを突破するために日々攻撃手法を変化させており バックアップ製品もあわせて暗号化されるというケースが非常に増加しています。
そのため、ただバックアップを行うだけではなく、セキュリティの機能を併せ持った製品を選択することをおすすめします。

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バックアップさえ取っていれば、万が一サイバー攻撃に遭ったときでも
簡単にデータを復元できると思っていましたが、そうではないんですね……。

Backup Assort なら、バックアップとセキュリティを両立!

宝情報では、自然災害によるハードウェアの物理故障に強いクラウド型、ランサムウェアに強いセキュリティ型の2つの強みを両立させた製品を取り扱っています。

エージェントにインストールするだけで導入でき、バックアップデータスキャンや復元時のアンチマルウェアスキャンの機能を持ち、ランサムウェアやその他マルウェアからの攻撃にも強いのが特徴の製品です。

これからバックアップ製品の導入を検討される方、バックアップ製品を導入しているが運用が手軽なものへの切り替えを検討している方におすすめです。

詳細は、株式会社宝情報までお気軽にお問い合せください。

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