同コーヒー1杯分の価格と、サポートの手厚さからCheckPointを導入しました。
ー 上辻会計事務所 様
上辻税理士事務所では、マイナンバー導入を見据えた情報漏えい対策として、セキュリティ対策機器「CheckPoint アプライアンス(以下:CP)」を導入。設置後、CPの「セキュリティレポート」から自社に外部からの攻撃があったことを知り、「これまで何も無かったことが幸運だった。」と認識したという。上辻所長に、CPの導入効果をうかがった。
「スタッフ10人の組織」を目指している大阪の税理士事務所
上辻会計事務所は2006年に設立された税理士事務所。2020年までにスタッフ10名を目指して組織化を進めている。顧客数は税理士1人あたり約60社。これをサポートスタッフ2名の体制(2015年現在)で運営中。得意分野は、顧客の夢や目標を「経営計画」という形で数値化し、行動できるように可視化すること。この施策により経営計画サービスを導入後7年で売上が5倍に成長した顧客もある。
マイナンバーを知るほどに「情報漏えいの重大さ」を認識し、対策を実行
Q.「セキュリティ対策」を意識したきっかけを教えてください
「信用金庫のウイルス被害」や「年金の情報漏えい」のニュースからセキュリティ対策に興味を持ちました。加えて、毎日のように話題にのぼる「マイナンバー」。この安全管理措置に触れることで、情報漏えい一件あたりの賠償額や会社が潰れる可能性を改めて認識しました。
「個人情報を扱うことは、こんなにも重大な事態を引き起こすのか!」と改めて気付かされたのです。このご時世で、一度でも情報漏えいをしてしまったらアウトです。お客様の住所・生年月日というレベルを超えた情報をたくさん扱っているので、「今まで何も無かったことが当たり前ではない」と思いました。
パソコンに「ウイルス対策ソフト」を入れるのは当然として、事務所全体をインターネットの脅威から守る施策を、お金を払ってきっちり行うことに決めました。

「マイナンバーについて知れば知るほどセキュリティ対策は必要と感じました。」
コーヒー1杯分の価格と、サポートの手厚さから「CheckPoint」を導入
Q.セキュリティ対策方法の検討過程について教えてください
私はセキュリティについて詳しくないので、信頼のおけるオフィス環境のトータルサポート会社(以下 販売店)に相談しました。ここなら、セキュリティ的・コスト的・将来的にも一番良いものをトータルで考えてくれます。こうして紹介されたのが「CheckPoint」でした。 決め手は、1日あたりコーヒー1杯分の金額で導入できること、「インターネットの根本に設置するだけ」でオフィス全体を守ってくれること、定期的に「セキュリティレポート」を受け取れるので「事務所が受けた攻撃」・「会社全体のネット利用傾向概要」を全て把握できることの3点です。費用は安く、安心感は高く、将来スタッフが増えた時にも適切な管理ができることが気に入り即決しました。
Q.他の製品と比較検討はしましたか?
他の製品についてリサーチしました。知り合いの税理士さんに大手の事務機屋の話を聞くことができたのですが、内容や料金は「CheckPoint」と大差ありませんでした。「それならば、信頼できる販売店に頼もう。その方が何かあった時に頼れるし、タイムリーな情報も提供してくれる。」このような判断でした。
設置は10分。インターネットと社内ネットワークの間に置くだけ
Q.「CheckPoint」の設置作業について教えてください
「CheckPoint」はインターネット回線の根本に機器を設置するだけなので作業は10分ほどで終わりました。最初の設定は販売店の担当者が行ったのですが、そのために、私はインターネット接続のプロバイダ情報(nifty)を提供した程度で、とても簡単でした。

写真のオレンジ色の枠で囲まれた機器が「CheckPoint」。インターネットと社内ネットワークの境目に設置することで、情報が出入りする際に「門番」として機能する。ウイルスなど悪意のあるものを退けるだけでなく、社内情報の不正な流出も防止できる。

うちにも外部からの攻撃が!「24時間データの警備員がいる感覚」に安心
Q.稼働後の感想を教えてください
導入前と導入後で、インターネットの使用感は同じです。体感ではセキュリティ対策がされていることを感じません。とても軽い使用感です。その代わり、定期的に「セキュリティレポート」が提供されます。これを見ると「CheckPoint」がきちんと仕事をしていると分かります。
例えば、導入直後のレポートでは、社内の誰かが(実際は私が)レクサスや関西空港のサイトを閲覧していたことがレポートにURL付きで載っていましたし、毎晩夜中の1時にデータのバックアップを取る設定にしてあることも記述されていました。丸見えです。
さらに、翌月のレポートでは、外部からの攻撃を2回受けた痕跡が報告されました。「うちもノックされたのだ。来たものの、扉が「CheckPoint」によって閉まっていた。入れずに帰ったのだ。」と思いました。対策をしておいて本当に良かったです。まるで「24時間体制の、データの警備会社を入れている感覚」です。

①は、2個のマルウエア(悪意のあるプログラム)が、「CheckPoint」によって検出され、社内ネットワークへの侵入を阻止されたことが記されている。
②は、現時点で社内にウイルス感染しているコンピューターは無いことが記されている。
③は、集計月に社内で利用されたインターネットサービスが利用頻度順にランキングされている。
顧客の信頼を得られ、危機管理について情報提供もできる点が魅力
Q.今後の「CheckPoint」活用方針について教えてください
3つあります。1つめは、マイナンバー開始にあたり、お客さまに安心していただくために活用します。先日、マイナンバー導入前の準備としてお客様から「自社のセキュリティ・ポリシー」を尋ねられました。この様な場合に当社の施策として「CheckPoint」を導入し高度なセキュリティ対策を実施していることを伝えて安心していただきます。
2つめは、お客様に向けて、マイナンバーに関するアドバイスをする時に利用します。マイナンバーが届き始めたら、お客様から「管理方法」について相談が殺到するでしょう。お客様は従業員のマイナンバーを管理する立場であり、それが漏れたら大変です。泥棒が入ってから監視カメラをつけるような事態を防ぐため、まずは税理士である自分がセキュリティ対策を実行し、その使用感をふまえて相談に乗るつもりです。「CheckPoint」のレポートはこのような時にお見せすると話が弾みそうですね。
3つめは、当事務所を組織化するための基礎固めの一つです。2020年までに、3人から10人の組織にする計画です。これから人を増やす中で、インターネットにつながっている以上はネットの脅威にさらされます。前もって「CheckPoint」を設置し監視することで、皆の閲覧履歴を残したり、アプリやサイトの利用権限を設定できるようになりました。これで人を増やし、事務所を組織化していく過程も不安なく過ごせます。
1度の事故が命取り。個人情報を扱う税理士だからこそ対策を
Q.最後にメッセージをお願いします
当社にも外部からの攻撃があったことが「セキュリティレポート」で分かり、常に攻撃の対象にはなっていたことに気付きました。これまでは、たまたま大丈夫だっただけなのです。今後、進化したウイルスが出てきた時に、情報漏えいをしてしまったら一発でおしまいです。税理士賠償保険の中に情報漏洩の保険もありますが、信用はお金では買えません。
情報漏えいが起こってから「対策をしなければと思っていたのですが・・・」と言ったところで、お客様は「税理士がセキュリティについて我々に指導するぐらいが本当」と考えるでしょう。だから、私はお客様に先駆けてセキュリティ対策を行いました。
税理士業は、個人情報を扱う仕事でありながら、「情報漏えいが大事になるという意識が薄い業界」でもあります。おそらく、古いシステムを使い続けているところが真っ先に被害を受けるでしょう。そして悪いことほど新聞に載ります。そうならないよう、税理士業界全体がセキュリティ面でレベルアップし、お客様に情報提供できるようにしていきたいと考えています。
「CheckPoint」は、セキュリティ分野で世界最先端をいくイスラエル製の「事務所全体をインターネット回線の根本で守ってくれる機器」です。販売店を介して導入するので、セキュリティに関する知識がなくても大丈夫です。安い金額で、場所もとらず、コーヒー1杯の金額でガードマンを1人雇っているような感覚を得られます。とても安心ですよ。

「マイナンバーについて知れば知るほどセキュリティ対策は必要と感じました。」
貴重なお話をありがとうございました!
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